遺言書作成は誰に頼む?遺言書作成をサポートできる専門家とは
2023.03.24
遺言書は法律で定められた要件を満たしていなければ効力を発揮することができず、
遺言書は無効となってしまいます。
効力のある遺言書を作成することは、相続トラブルを防ぐ上でも重要です。
きちんとした遺言書を作成する際、専門家の助言が大きな助けとなりますが、
誰に頼むかで迷うこともあるかと思います。
このページでは遺言書作成の際に依頼できる専門家をご紹介します。
■遺言書の作成を依頼できる専門家
遺言書作成を依頼できる専門家には行政書士、司法書士、税理士などの国家資格者がいます。
遺言書の作成を誰に頼むか迷った場合は、
依頼したい内容を事前に整理して相続内容に合った専門家を選定します。
*行政書士
行政書士は遺産分割協議書や遺言書などの事実関係処理の代理作成を行います。
遺言書の作成サポートを誰に頼むかで最初に思い浮かべる方が多いのも行政書士でしょう。
行政書士は不動産登記など取り扱いができない分野もありますが、
ほかの専門家に比べて少ない費用で業務を依頼することができます。
遺産に不動産がないか、
相続登記を自分で行うケースは行政書士に遺言書作成を依頼するとお得です。
*司法書士
司法書士は遺産整理全般や遺言執行者、相続登記といった相続遺言の実務や、
法務局や裁判所などに提出する書類の作成など幅広い業務を行っている専門家です。
相続で不動産相続が発生する場合は司法書士に依頼すると安心です。
*税理士
税理士は会計や税金に関する専門家です。
遺言書の作成というよりも相続税に関する業務がメインとなります。
相続税に関する相談や節税に関してのサポートを依頼することができます。
■遺言執行者になってもらうこともできる
遺言執行者とは遺言の内容を実現するために選定された者のことをいいます。
遺言の執行は相続人自身で行えますが、
相続人が複数いて、相続財産が多数あるような場合は、
それぞれの財産ごとに
相続人全員が書類への押捺や手続きへの立ち合いなどを行うことは負担となります。
そこで、遺言の内容をスムーズに実現するのが遺言執行者です。
遺言執行者は相続人の代理人となり、
遺言の執行に必要な一切の行為をする権利・義務を有しています。
遺言執行者は行政書士などの専門家に依頼することができます。
■遺言書作成を誰に頼むかは専門性を考慮して選ぶ
遺言書は法律で定められた要件を満たしていないと無効になってしまうため、
作成の際は専門家のサポートを得た方が確実です。
遺言書の作成サポートを誰に頼むかは、
相続財産の内容などを考慮して専門家を選ぶと良いでしょう。
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