外国人の介護福祉士資格
2020.04.04
外国人が介護施設で働くためには、日本人の配偶者や永住者、アルバイトとしては資格外活動の許可を受けた留学生や家族滞在者。
その他に技能実習生、EPA協定を結んだ国でビザをもらえた人だけでした。
そこに新たな資格「介護ビザ」が正式に追加されました。
「介護ビザ」取得の条件
1.「介護福祉士」の資格を取得していること
2.日本の会社と雇用契約をしていること
3.職務内容が「介護」または「介護の指導」であること
4.同じ職場の日本人と同じ、またはそれ以上の報酬があること
介護福祉士の資格を取るには専門学校に通うわなければなりません。
今までは卒業さえすれば「介護福祉士」の資格を得ることができました。
しかし法律がかわりました。
2021年までに卒業する学生は、卒業後に「介護福祉士」の資格を得ますが、
卒業後に継続して5年以上の実務経験を積むか、同じく5年以内に介護福祉士の国家試験に合格しなければ
「介護福祉士」の資格を失います。
2022年以降は国家試験に合格しなければ「介護福祉士」の資格を得られなくなりました。
この国家試験は日本の試験ですので、当然日本語で書かれています。
国家試験は専門用語が多く、日常生活で使う日本語に苦労している留学生には大変なことだと思います。
この試験にパスする留学生は初めのうちは少ないのではないでしょうか?
今日本で介護の勉強をしている留学生を将来雇用したいと考えている企業は、
2022年以降は一時、外国人ですら雇用するのが難しい状態になるのかもしれません。
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