お一人様の終活
2021.02.16
一昔前は、ある程度年齢を重ねれば、結婚して子供を育てるといったライフスタイルがほとんどだったと思いますが、
最近はそのスタイルも変わってきました。
男女共に結婚しない人や、離婚して一人でいる人が多くなっています。
両親はもう他界し、自分に子供はいない。兄弟姉妹もいないという人もいます。
そんな人の中に、自分の死後の処置、
葬儀の事や埋葬方法、役所への連絡、部屋の解約手続、電気やガス、水道などへの連絡・・・
どうなるの?どうするの?と悩む人も出てくるのは当然だと言えます。
時々そのような相談があります。
年齢的には60代~
基礎疾患が出始める頃でもあるし、
漠然と一人にいることに不安を感じ始めたり
体力的な衰えを感じ始めて不安になってきたり・・・
悩み方も人それぞれなので、答えもたくさんありますが、ざっくりと、
自分の認知能力に自信がなくなったときに、面倒を誰かにお願いするのなら、「任意後見」。
自分の死後の手続について、誰かにお願いするのなら、「死後事務委任契約」。
自分の死後の遺産の処分についてなら、「遺言書」。
をお勧めします。
効力が発生する時期や内容が違いますから、併用することも可能です。
どれもメリット・デメリットがあると思いますが、
一番の問題は、執行してくれる人間を探すことです。
親戚でも、友人でも、場合によっては士業などの他人などに依頼しなければなりません。
任意後見や死後事務委任契約は公正証書で作成したりしますから、
気楽には行動を起こし難いですが、
それを乗り越えて、「任意後見」なり「死後事務委任契約」、「遺言書」なりを作成してしまって
晴れ晴れとした感じになる人もいることも事実です。
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